0.『ハムレットのシンメトリー』目次、及びこのブログの楽しみ方
前回の記事である程度書きためておいたものをブログに掲載することができました。このブログはできれば最初から通して読んでいただきたいのですが、それぞれの記事も長めですし全体像が見えにくいかと思いますので、今回通し番号を0. としてこれまでの記事の目次を作ってみました。
1.”To be, or not to be, that is the question. “ その何が問題か? - ハムレットのシンメトリー
2.『ハムレット』のシンメトリー - ハムレットのシンメトリー
4.『ハムレット』の ABCDEF| fedcba 構成 - ハムレットのシンメトリー
5.父ハムレットの亡霊と息子ハムレットの亡骸 - ハムレットのシンメトリー
6.語られたフォーティンブラス、そして現れたフォーティンブラス - ハムレットのシンメトリー
7.舞台の上に To be,or not to be - ハムレットのシンメトリー
8.実体のない存在 —語り、亡霊— - ハムレットのシンメトリー
12.劇中劇とシンメトリーとなるのは - ハムレットのシンメトリー
17.『ジュリアス・シーザー』キャシアスの台詞について、さらに - ハムレットのシンメトリー
18.グローブ座の To be, or not to be - ハムレットのシンメトリー
20.自問自答、ここが問題である - ハムレットのシンメトリー
22.精気 = プネウマ ⇒ スピリトゥス ⇒ スピリット ≒ 気 - ハムレットのシンメトリー
24.特定の体液が過剰な人たち - ハムレットのシンメトリー
27.ハムレットの手紙と対称となるのは - ハムレットのシンメトリー
28.歌は精気にどのように作用するか - ハムレットのシンメトリー
29. デンマークの悲劇の誕生 - ハムレットのシンメトリー
30.『ハムレット』の最も中心にある対称ペア - ハムレットのシンメトリー
31.クローディアスの懺悔とガートルードの悔悟 - ハムレットのシンメトリー
32.『ハムレット』シンメトリー構成とその中心 - ハムレットのシンメトリー
34. 鏡としての『ハムレット』 - ハムレットのシンメトリー
35.『ハムレット』を「鬼」で解釈する - ハムレットのシンメトリー
37.三一致の法則、線遠近法とマニエリスム - ハムレットのシンメトリー
40.土星の子供としてのハムレット - ハムレットのシンメトリー
43.精気から見る『ハムレット』第三幕第三場 - ハムレットのシンメトリー
44.「ハムレットはなぜ復讐を遅らせたか」と100年間問われなかったのはなぜか - ハ
45.『ハムレット』対称ペアに付箋を貼ってみよう - ハムレットのシンメトリー
46.フォリオと『ハムレット』対称構成 - ハムレットのシンメトリー
47.アムレートからハムレット - ハムレットのシンメトリー
48. ハムレットのサターンリターン - ハムレットのシンメトリー
49. ”To be, or not to be, that is the question” その問題とは何だったのか? - ハムレットのシンメトリー
1.~4.はこのブログの趣旨と考え方への導入です。
5.~18.は”To be, or not to be, “が関わる『ハムレット』の構造に関してです。長いですが通して読んでもらえれば、いかに『ハムレット』という演劇がクレイジーな構造を持っているかが見えるかと思います。19.はその要約です。
20.はこのブログに関しての質疑応答ですが、全て自作自演です。でも過去にいただいたご意見を再現したものもあります。
21.からは『ハムレット』の中のルネサンスと初期近代の世界観に関わります。精気、四体液説、メランコリー、新プラトン主義、科学革命、機械論、マニエリスム、遠近法、三一致の法則、天動説に地動説、占星術と錬金術も少し。面白い時代です。というかこれらを読んでいただければ『ハムレット』おもしれ~って思ってもらえるでしょう。
3. 22. 25. 26. はそういったルネサンスの世界観に関して解説したものです。単独で読んでもらえる内容です。
他に単独で読んで楽しめるものとして、33. 35. があります。両方ともはてなブログのお題で書いたものですが、自分でも予想していなかった発見がありました。
このブログの趣旨でもある『ハムレット』の対称構成の全体像に関しては 2. 3. 4. 32. 45. 46. に書かれています。
自分で気に入っている記事は、9. 22. 40. 44. です。それぞれ何らかの発見があったので、読み返すとそれが思い出されるのです。
今後はまだ書いていないネタもありますので、それらや本の紹介なども書いていきたいと思っています。